みなさま、こんにちは♪
本日は、前回の予告通り
絹について
もう少し詳しく
ご紹介をしたいと思います。
シルク(混)のスーツが
どうしてかっこよく
見えてしまうのか、
これでちょっとわかる
かも?しれません。
まずは、蚕について。
蚕は桑の葉を食べて育ち、
孵化して4週間ぐらいで
口から糸を出し始めるのだとか。
放っておくと
ガになってしまうので、
サナギの状態で
熱乾燥や
冷凍処理をするそうです。。
こわいです。
絹の特徴である
光沢、しなやかさ、
手触りの良さがありますが、
それは主成分である
フィブロインというタンパク質から
生まれるものだそう。
繭をほぐして取り出した糸(生糸)は
フィブロインとセリシンという
タンパク質から成るもの。
セリシンをアルカリ液で取り除くと
フィブロインだけになり、
フィブロインの丸みのある三角形が
乱反射を起こして
あの
絹ならではの
光沢を生み出すのだそうです。
そんな絹生産の歴史ですが、
紀元前2000年頃の
中国で始まったと言われています。
中国黄帝の妃、西陵が
繭玉を持って遊んでいた際、
たまたまお湯の中に落としてしまい、
繭から繊維を取り出す方法を
発見したそうです!!!!!!
いつの時代も、
偶然が引き起こす
奇跡は
その後の歴史を
大きく変えるのですね。
養蚕や製糸技術を、
中国は長い間秘密にし、
織物だけを輸出していました。
日本に養蚕の技術が伝わったのは
3世紀ごろ。
気候や、
エサとなる桑の栽培に適していたため、
絹織物の生産が定着したようです。
ちなみに、日本で取れる
緑色の
「天蚕絹」と呼ばれるものは
生産量が少なく非常に高価。
繊維のダイアモンドとも
呼ばれるそうですよ。
ということで、
前回に引き続き
今回も絹(シルク)について
お伝えを致しました。
まだまだ
深く掘り下げて
お伝えをしたいところですが、
みなさまが
読みながら
眠くなってしまわないように
このあたりで・・・笑
当店ではシルク混の
スーツ生地も
取り扱っております。
ウール100%の生地と
見た目や肌触りに
「どれだけ違いがあるの」
そんな疑問を持たれた方は
こそっと
触りにいらしてくださいね☆
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