こんにちは!
雨が続きますね。
このようなお天気が続くとカビに怯えてしまいます。。
みなさんもくれぐれもお気をつけ下さい。。!
さて、本日はスーツをオーダーされたお客様から、おうちでのパンツのお手入れに関してご質問を頂きましたので、
ブログでもご案内させて頂こうと思います!
以前Canonicoの素敵な生地でオーダー頂いたのですが、
ハノイの過酷な夏を乗り越え、においが気になるようになってきたそう。。
もちろん、クリーニングには出していらっしゃるとのこと。
でもにおいは落ちない。。とおっしゃっていました。
それもそうです。
クリーニング店のドライクリーニングとはオイルで洗っており、
主に油脂系の汚れと塵、ホコリを落とすクリーニングになります。
水溶性のものはなかなか落とすのが難しいんですね。
そのためお客様も自分で水洗いに挑戦しようと思っているけれど、
縮んだり傷んだりするのが怖くてまだできていないそう。
手洗い不可となっているものも、ウール100%であれば手洗いできるものが多くあります。
ポイントを押さえて頂ければご家庭でもお手入れして頂けますので、
是非参考にされてみてくださいね。
なお今回ご紹介するのはウール100%の場合になります。
色柄物の場合は、必ず色落ちテストをしてください。
色落ちテスト方法は、白いタオルやハンカチに水又は、洗浄液をつけ、軽く絞ります。
そして目立たない所を、トントンと軽くたたき、タオルに色が付いていないかを確認してください。
これで色がついたらその衣類は、クリーニング店にお任せするのをおすすめします。
色落ちがない場合は家庭での洗濯OK!
洗濯桶などにぬるま湯(30℃くらい)又は、水に専用洗剤を指定の量を入れ、軽く混ぜます。
ズボンを裏返しに干せば乾燥が速くなるので、洗濯前にズボン裏返しにします。
ズボンをそっと洗濯桶につけ込みます。
シミなどがある場合は、先にシミを取り除きます。
そして、手でやさしく押し洗いをします。
注意して頂きたいのが、長時間のつけ込みです。
素材にもよりますが長くても10分以内としてくださいね。
そして手で軽く押さえながらしぼり、洗濯液を捨てて、きれいな水ですすぎます。
基本的に1回のすすぎで十分ですが、気になる場合は、2回すすぎをしてください。
かるく手で押さえながら絞って、洗濯機で脱水をします。
脱水時間は、衣類や洗濯機の種類などにより異なりますが、ソフトな脱水コースなら1分くらいで十分です。
その後裏返したまま干して頂ければ終了です!
季節の変わり目なので、匂いや汚れが気になる方は参考にされてみてくださいね。
また、上記はあくまでも目安なので、初めて洗濯する衣類は注意しながら実践してください。
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