アイロン掛けの心得

 

こんにちは!

今日は雛祭りですね!

日本にいると桃の花を飾り、白酒やお寿司、雛あられを食べることが習慣になっていましたが、
ベトナムにいると日本の行事をうっかり忘れてしまうことが多くなってきました。。。

せっかくなので、海外ならではの楽しみ方を見つけたいですね!

 

さて今回はお客様からもよくご質問を頂くアイロン掛けの心得に関してご紹介させて頂きます。

自宅でのアイロンかけには2つの目的があります。

1つ目は、シワをとる。
2つ目は、折り目をつけるため。

このうち、1つ目のシワをとるだけであれば、キリ吹きで軽く水を飛ばしておけば十分です。
必要以上のアイロンは、生地を傷めるだけです。もし、どうしても必要な場合は、スチームアイロンを用いましょう。

○ラペルへのアイロン方法
意外とここにアイロンをかけない方がおおいものです。
実は、ラペルのロールにアイロンを当てるだけで、
ぐっと高級感のあるスーツに早変わりします。
スーツの高級感を左右する決め所がラペルのロールです。

第一ボタンホール付近からスチームを掛け始めますが、
掛けすぎると、職人が施したクセ取りを台無しにしてしまったり、
生地にテカリが生じますので、 外側から内側に向かって一発できめましょう。

○衿は折山を平らに広げてアイロンをかけましょう。
折ったままでかけるとラペル(前衿)のふくらみがなくなって、
貧弱な印象になってしまいます。後ろの衿ぐりは、
折目に沿って左右から中心に向かって半分ずつかけます。

○ウール素材はスチームアイロンでアイロンがけしましょう。
縫い目やラインは霧吹きをかけてからドライアイロンをかけると、ぱりっと仕上がります。

○アイロンの温度について
ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は熱に弱く、
テカリや縮みの原因になるので、
最初は120℃以下で必ず当て布などで様子をみましょう。

○パンツのクリースを復活させるためもアイロンを使いましょう。
クリースを復活させたいときは、クリースを揃えて上から当て布をし
押えつけるようにアイロンを当てながらゆっくり動かします。
念入りにきれいにやりましょう。

○シワになりやすい所は集中的にスチームを吹き付けましょう。
スーツをハンガーにかけたら、たっぷりと蒸気を与えるように、
スチームをゆっくり動かしましょう。
立てた状態で行うことで余分な蒸気が全体にいきわたりより効果的です。

○シワの要注意ポイントは袖と腰
腕組みや、座り仕事の多い方は特に、
袖と腰にシワがよりやすいので注意が必要です。
なのでこの部分はこまめにシワをとることをお勧めします。

いかがでしょうか。
是非日々のお手入れの参考にしてください。

 

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